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水曜日, 8月 15, 2007

呉汁(ご汁)  

大豆をすりつぶしたものを呉といい、それを汁に入れたので呉汁という。
タンパク源として生の大豆を水に浸漬してよく吸水させ、少々水を加えてすりつぶし絞ったものをいれて味噌汁をつくるというもの。

メタボ予備軍へのバランス食というなら、このレシピにまさるものはない超お奨めの一品だ。 だいず、かぼちゃ、さと芋(みがしき)、こんにゃくなどで量をかせいでいるため、食卓の中でこの呉汁の量を多めにすると、ご飯など炭水化物の量を減らしても満足感がある。もしろん、栄養が豊富であることは一目瞭然。 そして、繊維質の恩恵を翌日、しかと感じるだろう。

欠点としては材料切りの手間がかかるということか?。 1時間は材料切りだ。

大豆をすりつぶす手間はフードプロセッサーやミキサーなどを使うと手間が省ける。
野菜は細かくきったほうがやはりおいしい。


【材料】

  • 以下をさいの目切り(かたいものはさらに細かく切る)  
  1. ごぼう(皮を削いであられ切り程度。水であく抜きする)  
  2. なす(さいの目切りして、水であく抜き)  
  3. きくらげ (あらいみじん切り)
  4. しいたけ(さいの目切り)  
  5. こんにゃく(ゆでてあく抜きしたものをさいの目切り)  
  6. みがしき(皮をはいて輪切り。サトイモでもいいが、茎があるほうがよい)  
  7. かぼちゃ(5mm*1cm*2cmくらいのさいの目切り)
  8. 昆布(みじん切り)
  • 大豆(1日水で浸したものを、すり鉢やフードプロセッサ、ミキサーで粗めにつぶす。機械を使うときは、ちょっとまわしてはゆすって材料をならすようなことをくりかえすほうが良い。) (大豆をつぶす過程でつぶしすぎて豆乳になったものも料理にもちろん入れる)
  • だし汁(好みで、パンチをきかすなら、鰹節など動物性が良いでしょう。しいたけ、きくらげ、昆布の戻し汁は必ず使います。ダイエット優先なら、具からてるだしとこの戻し汁で十分。)
  • みそ

【調理】

  1. なべに油をしいて、みじんぎりした野菜といため、大豆を投入。
  2. だし汁(きくらげ、しいたけ、昆布の戻し汁)を入れて、材料がやわらかくなるまでにる。
  3. みそをこしながら入れる。

【ポイント】

  • 材料が豊富だが、煮込み時間を長くすると、煮くづれするものも多いので、それぞれの形がとどまるように、材料投入時間をコントロールするのと見かけもおいしくなる。
  • きのこ類、昆布などだしのとれるものや、大豆、さといもなどかたいもの、、こんにゃくなど味を吸うものははやめの投入が良い。
  • なすは水かさをあげるのでつぎの便くらいまでにはいれる。はやめに油でいためて、独特のうまさに仕込んでおく手もある。
  • かぼちゃはにくづれしやすい。でもちょっと煮くづれたほうが汁が甘くなっておいしくなる。崩壊しないように皮つきでいれる。
  • かぼちゃは甘みが出るし、満腹感を感じるので(栄養も豊富)、ダイエット食としておいしく食べるための要。硬いので切るときよく気をつけること。電子レンジなどでやわらかくするなども一案かもしれない。(やったことはないが)
  • このさい、味噌はいいものを。味噌汁一般にいえることだが 、投入後は煮込まないこと。
  • こんにゃく、ごぼうの繊維質。翌日の便通に恩恵を感じるだろう。すっきりする。
  • しいたけや昆布はダシの効果も狙えます。もちろん栄養もOK。
  • だしはかつおぶしでとっていますが、お好みで自由です。

とにかくおいしい。

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