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土曜日, 11月 01, 2008

玄米ごはん

玄米とは稲の一番外側の米の籾殻(もみがら)だけを除去したものだが、体にいいとよく聞く。
米の栄養価のほとんどは、外皮、ぬか、胚芽にあるためだ。白米はそれらをすべて落としているから栄養価も低い。でも、玄米を炊くのは面倒そうだというイメージがある。

最近、発芽玄米というものを耳にするので、ちょっと試してみた。

手軽だ。研ぐ必要がなく、普通の炊飯器でお米と同じように炊ける。無洗米と同じ感覚だ。

ネットで発芽玄米を調べてみると、玄米を発芽させてその状態で成長を止めたものだということらしい。
発芽させているので、酵素が働いており、玄米より栄養価がたかくなるという。

でも、高価である。お米の倍くらいの値段はする。発芽させて成長を止める製造工程が加わるので、高くなるのはやむを得ない。

今回は、白米と発芽玄米を2:1で炊いてみた。
十分おいしいと思う。注意点としては、お米より少し水が必要になることだろう。
私の使った発芽玄米では、発芽玄米1号を1号カップの8分とすると、書いてあった。これで計量した号数でセットすると、炊飯器の水の目盛りで米を炊けば良い。米と合わせる時の配合の換算もこれで行う。

また、水につけておく時間を長くしてみた。白米の方にとってはどうかとも考えたが、あまり、手間をかけると、長続きしない。手軽にできるほうがいい。

【手順】
  1. 白米を研ぐ。2号
  2. 研いだ白米に発芽玄米(1号但し計量カップで0.8号)を混ぜて、1回水洗い。
  3. 炊飯器に入れて水を3号まで入れてタイマーを4時間後炊飯にして炊いた。


発芽玄米には独自のうまみもあるらしく、100%玄米でもおいしいらしいが、値段のことも考えると、白米ブレンドというのは、いい選択肢だと思う。また、無洗米を使えば、最初の研ぐ工程もなくなるので、余計に手軽だ。


発芽玄米 栄養 でネット検索してみると、ミネラル、ビタミンEなどの抗酸化作用、ギャバなどの栄養価が高いことがわかる。

ギャバ(gaba)」をネットで調べてみると、神経伝達作用、血圧上昇抑制作用、精神安定作用、腎・肝機能活性化作用、抗がん作用、アルコール代謝促進作用、消臭効果作用、肥満防止作用が期待されているらしい。

精神安定という点に特徴がある。その他の期待される効果を見ても、現代人の強い味方だと感じる。
ストレス社会からのひとつの防衛として、時々、メニューに加えていきたいと思う。

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