それを、このブログの生活習慣への主張もこめて、自己流でアレンジして作ってみる。
問題はひき肉だ。
ひき肉で思い浮かべるのがハンバーガーだ。だが、このひき肉という食材、実はとても脂肪分が多い。だから、基本的に生活習慣を改善したいと思っている人にはあまり適した食材ではない。
そこで、ひき肉を炒めて、出た肉汁(=脂肪)を捨てることにする。実は、この肉汁がおいしいという人も多いのでもったいないようだが、その肉汁をみた時に、脂肪の塊を思い出すように訓練すれば、そんな未練はない。肉汁を捨てたからといっても、そのあとひき肉を一度煮込むので、肉自体からのうまみは十分出るはずだ。
そして、野菜を加える。ビタミンももちろんだが、繊維質にも期待。そして、野菜からでるうまみにも期待する。
【材料】
- 玉ねぎ 小1 みじん切り
- 人参 小1/2本 みじん切りして一つまみの塩でもむ
- トマト 小1 (できれば湯むきして)みじん切り
- ひき肉 200g(牛豚あいびき肉を使いました)
- みそ 大さじ山盛3-5 (もう少し少なくてもいいのではと思えるが)
- 水 (今回はお酒をいれなかったが、お酒を入れてもいいだろう)
- 砂糖 大さじ2-3 しょうゆ大さじ1 (砂糖は少なくした方が、食べ過ぎないでよいだろう)
【調理】
- 鍋にサラダ油大さじ1を敷いて、ひき肉を炒める。
- 全体に火がいきわたると、肉汁が底にたまっているので、フライパンを傾けて捨てる。その時そぼろ状の肉が落ちるので、お箸でキッチンペーパーをつまんで肉を抑えるといい。(ざるに上げた方がいいかも)そのキッチンペーパーでなべ底の肉汁も吹く。
- 炒めて肉汁を捨てたひき肉を、お皿にとりあえず一時避難。
- そのフライパンの底をキッチンペーパーで吹いて、ごま油大さじ2で火にかける。
- 玉ねぎとにんじんのみじん切りを炒めて、玉ねぎがしんなりしたらトマトのみじん切りを入れる。
- トマトにしんなりして十分火が通ってきたら、皿に一時避難させておいたひき肉を入れて混ぜる。
- 水を入れて、ひき肉がひたひたになるくらい。
- しょうゆ大さじ1、砂糖大さじ2-3、味噌大さじ山盛り3-5を入れて、かき混ぜる。
- 強火で煮立ったら中~弱火で、ふたをしないで汁気が無くなるまで煮る。
- 冷まして冷蔵庫で保存
【感想】
おいしい。
ご飯が進む。
気をつけたいのは、塩分が高いので、基本的には佃煮のように食べることだろう。
肉みそは保存が利くので、さまざまな場面で利用することを考えたい。
例:ご飯のお供として、サラダにかけてドレッシング代わりに、冷ややっこにかけて醤油と薬味代わりに、スパゲッティに混ぜてボロネーズ風に。
これをスパイスの一部として使うことにより、日常の様々な料理が、少し変わった風味になると思う。
肉みそ自体にトウガラシや、にんにくなどを入れておくとまた一風味ということだろうが、上記のごま油風味のシンプルな味付けだけでもいい。
野菜のみじん切りはもっと一杯入れてもいいと思う。次回作り時には以下で試したい。
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