店先にタケノコ(筍)が並んでいる。
どうしようかなあ。
おいしいのだけど、あく抜きが面倒くさい。でも、昨年、炊飯器で結構手軽に
あく抜き
できたことを思い出して、200円の小さなタケノコを買って帰った。
穂先が黄色であまり成長していないもの。また、外皮の色つやがよく、切り口がみずみずしく、全体にずんぐり、むっくりしているものがいい材料だ。
竹の子は、ダイエットや、生活習慣病予防の強い味方。食物繊維によるコレステロールの排出、血糖値抑制、カリウムによる塩分の排泄機能が代表的な機能だ。
基本的には昨年通り、あく抜き。
【あく抜き】
- タケノコの皮を数枚はがして、縦半分に切る。(ここで
- 200円のタケノコはほとんど皮で、身がとても小さいことを発見。でも、その皮を刺身にして食べると美味ということもわかった。後述)
- 炊飯器に水を入れて、ぬかと唐辛子を2ー3本いれてまぜる。
- タケノコを投入。大きすぎればさらに切って。水が十分かぶるくらい。
- 炊飯器のスイッチを入れて1時間。周りに香ばしい香りが漂う。
【筍の刺身】
- 皮の紫部分を切り落として、根元の白い部分だけ使う。
- 1-2cm幅で切りそろえる。
- さらに盛って、刺身しょうゆでいただく。新鮮だから美味!
【タケノコご飯】
- お米を2号研ぐ。(研ぎ水をぬかのかわりにあく抜きに使う手もある。)
- タケノコはさいの目切り。
- 干しシイタケは、砂糖水(カップ1+小さじ1)で戻す。時間がなければレンジで1-2分チンすると戻りが速い。
- 油揚げ1/2枚はキッチンペーパーに包んでレンジでチンし、ペーパーを押しつけて油をとる。暖かいうちに。細切り。
- にんじん1/2本は細切り。
- 昆布1cm*5cmをはじからキッチンバサミで2mm*1cm大に切る。
- 煮干し4-5匹 頭とはらわたとしっぽをとって。
- 上の材料をすべて炊飯器に入れて、干しシイタケの戻し汁も入れて、水加減を調整し、酒、薄口しょうゆ大さじ1を入れる。
- 夜タイマーセットして朝炊きあがるようにした。
【若竹椀】
- タケノコは薄切りに。
- 鍋にだし汁を入れて、タケノコを投入。
- 梅酒(木の芽がなかったので風味づけにいれてみた)と薄口しょうゆを入れてしばらく煮立たせる。
- 味を見て調整。よければ、乾燥わかめを投入。
【若竹煮】
- 若竹椀の味付けを濃くして、みりんなども加えて、煮汁を少なくとばせば、若竹煮になる。冷まして煮汁を材料に含ませる工程を忘れずに
- 梅肉をあわせるのもいい。
【きんぴら】
- タケノコは4-5cm長さの線切りに。太めにすると歯ごたえあり。
- 鍋にサラダ油を敷いて、赤唐辛子を炒めてとりさり、タケノコを入れて炒める。
- しょうゆ、みりん、砂糖(2:6:1くらい)で甘辛く煮炒める。
【土佐煮】
- 食べやすい大きさに切りそろえる。穂先は縦にくし切り。根元は輪切り。
- だし汁とたけのこをいれた鍋を火にかけ、沸騰したらしかつお節をいれる
- 酒、みりん、醤油を加えて煮汁がなくなるまで15分ほど煮る。
- 火を止めて残りのかつお節を加える。
- 鍋の中でたけのこに絡めるようにまぜる。
- 皿に盛って、木の芽を飾っていただく。
【保存方法】
- ラスチック製の保存容器などにいれ、水を入れて冷蔵庫にいれておく。
- 毎日水を替えれば1週間は保存OK。
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