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土曜日, 1月 22, 2011

ひざの痛み 症状に応じた対処法

テレビを見ていたら、ひざの痛みの症状と対処法を報じていたのでメモ。

もちろん、医者に相談して適切な診断に従って治療を受けるべきものだ。
だが、理解を深めるとその治療を受けてながら、効果的な生活習慣を保とうという意欲にもつなげやすいだろう。

ちなみに、数年前椎間板ヘルニアで苦しんだことがある。幸い薬と生活習慣の改善で完治したのだが、ひざも同様な傾向をもつものならしい。

悪くならないように予防的な生活習慣に気配りしたい。


【ひざの痛みの原因と対応】
ももの骨とすねの骨の間に軟骨がある。数ミリだが弾力があり、クッションの役割をしている。
老化とともにすり減り、クッションがなくなり負担が周囲に及ぶ。これが、痛みにつながる。
痛みには以下のような種類があり、病状の診断や治療の根拠となる。

  1. 歩くとき違和感がある。・・・痛み予備軍。・・・運動療法
  2. 腫れていたい。炎症性。・・・急性の痛み。・・・運動療法。薬療法。
  3. 階段の上り下りがつらい。・・・慢性の痛み。・・・薬療法。手術療法
  4. 痛くて眠れない。・・・」極度の痛み。・・・運動療法。薬療法。手術療法

治療には、運動療法、薬療法、手術療法とあり、その順に軽い症状から重い症状へと適用されていく。痛みの種別に応じて、目安の治療方法を記載しておいた。もちろん、個別のケースがあるので、あくまで医師の診断によって対応する。

【運動はいいのか?】
ひざの間の軟骨がある程度残っていれば、トレーニングを行うことを試してみることはいいようだ。なお、運動の結果、痛みがひどくなる場合は医師に相談して、治療法を見直すことになる。
ある患者の例では、ひざの痛みゆえに階段の上り下りが困難だった。以下の3つの運動を1日3セット行うことを勧められて試した結果、かなり回復したという。ひざを支えるももや股関節の筋肉を鍛えている。慣れたらおもりをつけるなどの工夫を。
  1. 仰向けに寝て、片足はおりまげて、もう片足はまっすぐにして、5秒間10cm、20回上にあげる
  2. 横向けに寝て、片足ずつ、5秒間20回横腹方向に上にあげる。中臀筋を鍛える。
  3. ベッドにお尻をついて足の間にボールをはさみ力を入れて5秒間、20回挟み込む。内転筋


関節の中が化膿する感染症、痛風の方発作性関節炎、骨壊死など骨の異常は運動では難しい。

痛み方の種類によって、運動や薬などの療法を見極めることになる。痛みの種別に応じて薬の対応は以下の通り。
  1. 急性の痛み・・・急に鋭く痛む、よくはれる・・・・  冷湿布 痛みどめ 水を抜く
  2. 慢性の痛み・・・徐々に鈍く痛む、はれは少ない・・・ 冷・温湿布 痛みどめ ヒアルロン酸注射
ヒアルロン酸は比較的副作用は小さい。運動療法と組み合わせて継続していくほうがいい。
ひざの痛みの「予防」の薬はないので、運動療法を重視して予防する。


手術の種類
重くなると手術だ。
  • 関節鏡手術・・・ 軽い場合。関節の中の異物を取り除くなど行う。
  • 骨切術・・・ 変形が進んだ中程度。骨の一部をきりとって適切な形にする。 50歳程度
  • 人工関節・・・ 金属・樹脂製。重いときに。10年保証。

手術を受けるかどうか迷うところだが、以下のような場合は、検討してみる。
  • 日常生活に支障
  • 軟骨が多くすり減る
  • 運動・薬物療法などの効果なし
  • ひざ関節が痛みの主要因
  • 意欲・目的意識

リハビリはかなり大変。目的意識をもってやる必要がある。なお、決断にあたってはデメリットもよく見ておく必要がある。手術の決断はなかなか難しいが、患者会への参加なども含めて理解を含めていくのがよいようだ。
  • 入院・術後の厳しいリハビリ
  • 傷が残る
  • 感染症のリスク
  • ひざの曲げ伸ばしの制限。人工関節は、和風の生活(正座、布団での生活)を、しにくい。ジャンプなども控える方がいい。
  • 手術しても1割程度の患者には痛みがとれないといわれている。
  • 期待を裏切られたという感情は痛みを増幅する。
  • 手術後は内出血のために腫れがでることがある。リハビリの障害になるようであれば、炎症を抑える薬や神経過敏の薬などを必要。
手術後も痛みを訴えるケースには、神経過敏症となってしまっているケースがあるらしい。痛みが続くと、神経が過敏になってしまうケースがあるという。抗てんかん薬、抗うつ薬を使用して回復した例もあるらしい。なお、抗てんかん薬には眠気、めまい、ふらつきなどの、抗うつ薬には口の渇き、便秘、眠気などの副作用もあるのでその辺も考慮することが必要だ。この辺は原因究明にも医師と患者の継続的な対話から適切な治療となるということなのだろう。

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生活動作
ひざの痛みがなければ、階段の上り下りは良い。
痛みがある場合、控えた方がいいこともある。上るときは、痛くない足を先にして、下るときは、痛いほうを先にしておりる。曲げやすい足でふんばる。
つえは、痛い膝と逆側の手に持って歩く。
くつ底のかかとの外側が


骨壊死
負担がかからないように。


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