そんな時でも、やはり食事はおいしくいただけきたい。なぜなら、とかくに災害や停電の時は気分が萎えてしまう。それをふきとばすのは、おいしい食事だ。
そこで思い出したい。食材を延命する昔ながらの知恵がある。塩漬けだ。
たまたま、豚肩ロースを塩漬けして、冷蔵庫に入れていたのだが、停電になったので、痛みを心配して調理。
豚ハムにしようかな?
と、このブログで紹介した豚ハムのレシピで作ろうと思った。
塩漬け豚肉を数時間水に入れて塩抜きし、電気がまで保温して低温ボイルというもの。
だが、ここで失敗。
電気がまにいれて熱湯を入れたのだが、保温のスイッチを入れ忘れてそのまま冷却して水になっている。
あわてて、一度炊飯にして、沸騰したら保温状態に変えようと思って、炊飯ボタンをスイッチオン。だが、そのまま忘れて朝を迎える。
おお!、完全に炊飯されているではないか!。水はなくなり、肉からでた脂が電気がまの窯の底にたまっている。
そこでちょっとつまんでみる。脂を拾いながら。
おお!うまい!。
以下の点に注目。
- 炊飯という工程で、圧力をかけて調理しているので肉がとてもやわらかい。形がくずれやすいともいえる。
- 炊飯器では、水がなくなった時点で炊飯スイッチが切れて、保温状態になる。肉からお湯に溶け出た脂が、炊飯器の底にたまっている。おそらく、水分が少なくなるうえで、一度溶け出た肉の脂分は元に戻っている。だから、うまみが肉に残っている。
- その過程で、塩漬けした肉の塩加減が肉にまんべんなくいきわたっている感じがする。
- そのままでもおいしいだろう。塩加減がたりなければ、からし醤油、生姜醤油、にんにく醤油などと合わせてもおいしいだろう。
- サラダにほぐして入れるとまたおいしい。
豚ハムもいいが、炊飯した塩豚も結構いいなと感じた。
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