今年は特に話題になった。
節電のための一工夫。自然の冷却効果を利用しようという声が大きくなる中で、ゴーヤを窓辺に植えるという行為が注目を浴びたから。
比較的育てやすいのかもしれない。窓辺につる状に成長して大きな葉を茂らせる。そのために葉陰ができる。葉の蒸散効果と葉陰の日射抑制で涼をとれる・・・。そして、実がなれば、食にも・・・・・。
いいことづくし。
暑いところで生育するのだが、できるだけ多くの実りを期待するならば、葉陰がかさなり生育をおびやかすほどにならないよう適宜葉を間引くとか、暑さでハチがあまり活動しなくなる場合には受粉を助けるなどするといい。
ゴーヤは、別名ニガウリとかニガゴリともいわれる。確かに苦い。大人の味といえばそうかもしれない。
苦みをきらう人もいるが、料理の工夫で様々に変身。食べなれると、やみつきにもなる味ともいえる。
栄養面も豊富だ。「ゴーヤー、栄養」でネットを検索してみるにはここをクリック。
- ビタミンCで元気のもと。ゴーヤのビタミンCは熱で損失しにくい。ビタミンEも含む。
- 体の熱をとる作用がある。
- 胃腸の働きを助ける。
- 血糖値を下げ、コレステロールを下げる。モモルデシチンとチャランチン、植物インスリン(P-insulin)
- 食物繊維
- 種子にはガンと戦う物質も含まれるようだ。蛋白MAP30、モモルカロシド
- 「ククルビタシン」というフラボノイド類が含有
- 果実や種、外皮には、レクチンが含まれ、毒性を指摘する意見もある。レクチン 毒性で検索するにはここをクリック。
- 共役リノール酸が食品の中で最も多く含まれる。
- 表面のつぶつぶは、生育上、水分の発散を助けて、自他ともに熱を下げる作用があるようだ。
テレビを見ていたら、「食彩の王国」という番組で、ゴーヤを特集していた。レシピのヒントを紹介していたので、メモ。
なお、ネットで「ゴーヤー レシピ」を検索するにはここをクリック。
【ゴーヤアイス】
- ゴーヤの表面をすりおろす。
- バニラアイスに和える。
- きっとヨーグルトでもいけそう!。
【ゴーヤーとひき肉のエスニックスープ】
- ゴーヤーは半分に切ってわたをとり、輪切りに。
- 鶏団子とミニトマトを入れて煮込む。
- ナンプラーを加える。
【ゴーヤの肉巻き上げ カレー醤油】
- ゴーヤのわたをとって、拍子切りに。
- 豚肉薄切りに、新生姜の千切りとゴーヤの拍子切りを一緒に巻く。
- 油できつね色にこんがり焼く。
- カレー粉と醤油をあわせたソースに絡める。
【ゴーヤそうめん】
- そうめんの上にゴーヤーを薬味として
【ゴーヤーとツナのサラダ】
- 薄くスライスして塩でもむ。(水分とあくがでて、苦みを和らげる。)
- ツナとマヨネーズで和える
【ゴーヤのドライカレー】インドのニガウリは、苦みが強い。表面のつぶつぶをとることと、ワタの甘みを加える特徴あり。
- 皮をピラーで表面の粒粒を削る。
- 中身をとらうずに1cmの輪切り
- じっくりあげて種もパリパリに。
- (ワタには糖分が含まれてほんのり甘い。種には脂肪の代謝を助ける成分が含まれ、インドでは古くから薬にも使われた。)
- 青唐辛子、トマト、玉ねぎを細かめの粗切りに。
- チリペッパーとナツメグを入れて、あげたゴーヤーと絡める。
【ゴーヤーの皮のドライカレー】インドの大人のカレー
- ゴーヤーの皮のつぶつぶをすりおろした部分を、
- トマトとジャガイモと玉ねぎを粗みじん切り、スパイとともに炒める。
- チャパティにのせて
【ゴーヤーまるごと焼き】インドの伝統料理
- ゴーヤの皮をむいて切り込みを入れて
- じゃがいもとたまねぎをあえてスパイスを入れてあえる。
- ゴーヤの切り込みにはさんで、糸で巻く。
- フライパンで焼く。
- スパイスのおかげで保存がきく。
【ゴーヤー味噌炒め】
- 豚肉をにんにくでいためて香りをだし、ゴーヤーを加え、油でいためた沖縄みそをいれて味付け。泡盛で風味づけ。
【ソーキと厚揚げのゴーヤ煮】
- 豚あばら肉を骨つきぶつぎり。
- ゴーヤと島豆腐をじっくり煮込む。
【ゴーヤ茶】
- ゴーヤーを輪切りにして3日干す。カリカリに。煎じてお茶にする。
- さっぱり、すっきり
【ゴーヤちゃんプル】
- 多めのサラダオイルで豆腐を炒めて水分をとばす。
- ランチオンミートを入れて手早く炒める。
- ゴーヤを入れて強火で一気に。
- 塩一つまみと醤油を少し、味がなじんだら、中火に。
- 溶き卵でゴーヤを入れて、蒸らす。泡盛を霧状に吹きかける。
- 鍋を返して卵をふんわり
- 鰹節をふきかける。
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