おせち料理は、その家で作ってくれているので、もっていくなら、ちょっと変わったものを・・・ということで、ブラジル料理のフェイジョアーダをチョイス。
これが意外に悪くなかったようだ。
- 話題性がある。ブラジルの庶民料理。昔貴族に使えた使用人が、豆と残り物の肉や臓物を入れて煮込んで食べていた料理で庶民に広まった料理。小豆に似た豆だが黒インゲン豆という豆であることなど。
- 味になじみがある。小豆に似ているから。
- 肉のうまみ有。おせち料理と違う味わい。
といったところか。
以下レシピ
【材料】
- 黒インゲン豆300g
- 豚バラブロック肉 塩漬け肉150g(3日間前に、小さじ2程度の塩で塩もみしてペーパータオルでくるんで冷蔵庫で寝かせ、3時間水につけて塩抜き)
- 粗挽きソーセージ 4-5本
- ベーコン35g
- 玉ねぎみじん切り 1個
- にんにく みじん切り1-2個
- ローリエ1枚
- 塩・こしょう 、オリーブオイル
【調理】
- (3日前)豚バラブロック肉に小さじ2程度の塩を表面に均等に振って軽く刷り込み、3日冷蔵庫に置く。ペーパータオルにつつんで、適宜替える.。ビニル袋やタッパに入れたほうが冷蔵庫に臭いがうつらない。
- (当日の黒インゲン豆の下準備)
- 乾燥黒インゲン豆は水につけて8時間。
- 鍋に水と黒インゲン豆を入れて沸騰させる。
- 灰汁がでるが、それを除き、ざるにあげる。
- 水に入れて沸騰させてあくをぬく過程を3-4回。
- 黒インゲン豆をざるにとって水で軽く洗う。
- (当日の塩豚肉の準備作業)
- 塩漬けした豚バラブロック肉は水に入れて3時間以上塩抜き。その後さらに新鮮な水で洗って一口大に切断。
- 豚バラ肉の塩漬けは、油を包丁でこそぎ落として一口大に切って、お湯で5分湯がく。
- (当日のその他の材料の下準備)
- 玉ねぎのみじん切り
- にんにくのみじん切り
- 粗挽きソーセージを一口大に手でちぎる
- ベーコンはたべやすい大きさに切る。
- (調理)
- 圧力なべにオリーブオイルを敷いて、ニンニクみじん切りを極弱火で炒めて、時間をかけて香りを出す。
- たまねぎみじん切りを加えて、中火でいためる。
- 玉ねぎがしんなりしたら、ゆでた豚バラ塩漬け肉とベーコンを入れて合わせていためる。
- ソーセージ4-5本を一口大に手でちぎって入れる。
- 火が通ったら、黒インゲン豆と水を入れる。
- 水は豆の上に3cm余裕にかぶるくらい。(水は途中で足してもいい。多すぎるとスープが水状になって食べにくい。ほどよく残る程度に煮込む過程でコントロール)
- 灰汁がでるのでとる。(しばらくおきながいら3回以上は繰り返す)
- ローリエ1枚入れる。
- 火を止めて、圧力なべの蓋をする。火を入れて 弱火で約1時間。シュッシュッとでる蒸気を見ながら、水気があることを確認する。
- ある程度冷ましてから蓋を取り(圧力鍋は冷ましてから蓋をとる)、スープの状態を整える。水状で多ければもう少し煮飛ばし、汁気が少な過ぎれば水を足して再加熱する。
- 塩・こしょうで味を調える。
【いただき方】 温かいフェージョアーダを温かいご飯の上にかけて頂く。
【保存】冷蔵庫で1-2日は問題ない。冷やすと汁気がなくなるが、電子レンジで温めるとほどよく汁気がでる。
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